自費出版に関する知識は全くなかったのですが、相談に乗っていただいた出版のプロの方から「お手軽出版ドットコム」のURLを教えていただき、さっそく覗いてみたのがきっかけでした。
自費出版で予算も少なく心配していましたが、自動見積りでいろいろとシミュレーションができ、専門用語についても丁寧な解説が付いていましたので、簡単に費用見積もりができました。私の場合は、「流通あり、委託配本希望」「ソフトカバー」「モノクロ」「B6」「118ページ」「250部」「カバー・帯付」「既成型装丁デザイン」「お客様への納品部数30部」の条件で298,221円と小遣いの範囲で出版できることがわかり、さっそく注文することにしました。
注文するとすぐさま指定のメールアドレスに案内メールが届き、ガイダンスに従い、B6サイズのワードの原稿を送付すると、次の日には確認用のPDFデータが届くという要領です。そして、ご担当の方から読みにくい部分や、添付図の不具合などのご指摘があり、それを修正して送り直すという作業に入りました。修正作業はお客さん側が満足できるまで何回でも可能で、こちらの要望にも適切なアドバイスとともに対応していただき、極めてスムースに進めることができました。
そして何より有り難かったのが、最終確認後の支払いに方法です。クレジット払いを選択し、最終確認後すぐの引き落としを覚悟していましたが、実際は本が完成してお客様納品文が手元に届いてから(その間約3週間)の引き落すシステムで、非常に良心的な商売をされている印象を受けました。
肝心の本の仕上がりですが、白黒ですべて既成のものを選択したのですが、想像以上に良く、心配していたA3横をB6半ページのサイズにまで縮小したかなり複雑な図表も綺麗に刷り上っていました。
後は、売れるかなのですが、これは本の内容次第で、とりあえずは初めての出版に大満足しているところです。