◆表紙の色調といい、手にとった時の感触といい、紙(本文・表紙とも)の質といい、用紙の見本で見た印象よりも、実物の方が数倍もヨイです!
◆実は、オンデマンド印刷の会社も、当初は候補として考えていたのですが、すでに高齢になった母が、近い将来亡くなってから、それ以後、印刷が劣化する心配のないよう、オフセット印刷の会社にお願いしてよかったと思っています。
◆詩を書く母の知人から、依然から多数ハードカバーの大きくて、ほとんど開く気になれない、資源のムダとしか思えないような立派な本が届いていました。私には、それらが、書いた本人や遺族の自己満足の象徴としか思えず、母の作品を本にするならば、もっと気軽に手にとってもらえるように、ハンディなソフトカバーにしたいと考えていましたが、実際に形にしてみて、これでよかったなと実感できました。(もちろん、すべてのハードカバーが不要な訳ではないのですが、アマチュアの詩集など家族や知人以外には、何の興味も持てない内容・レベルだということを、常々、読んで感じていましたので…)
◆また、担当の伊藤さまには、大変お世話になり、改めてお礼申し上げます。いつも、こちらかの問合せにも、すばやくお返事下さり、ありがたかったです。デジタル入稿のデータを、基本的な分は、こちらで用意できたせいもあり、校正稿のできあがりも、びっくりするぐらい早く、私の返事の方がいつも遅くて申し訳なかったです。
◆認知症のすすんだ母は、できあがった本を手にとり喜こんではいましたが、本のタイトルを自分で決めたことや、作品の内容を自分で書いたことさえ、もはや記憶にないようで、少し残念でした。それでも、母の生きている間に、作品集の形にしてやることができて良かったと、私は思っています。(大なり小なり高齢の親の作品集を作る子の気持ちは、こんなものかもしれませんね…)
◆表紙のイラストも、できれば私が描きたかったのですが、時間もとれず実現は、かないませんでした。けれども、あくまで母の作品集であるので、そちらで用意して下さった定型イラストが、スッキリして十分に整っており、ヘンにイメージを限定されず、よかったです。(定型イラストも、いろいろ種類があり、選ぶのも楽しかったです。)
◆ただ一つだけ残念だったのは、本の中とじに近い部分の本文を、両ページもう1行ずつあければよかったと思いました。少し内側まで印刷しすぎで、読みにくかったので、これは今後のお客様へのアドバイスとして役立てていただければ幸いに存じます。
◆料金設定も明確でわかりやすく、意味不明の追加料金もなく、見積りのためのパンフレットや紙の見本など、大変助かりました。
◆はじめは、インターネットで申しこむのは、恐るおそるの部分が大きかったですが、今は納得して、御社にして良かったと言うことができます。
これからも、印刷について、またお世話になるかもしれません。今後とも、どうかよろしくお願いいたします。