この度は、私のイメージ通りの素晴らしい本を作っていただき大変嬉しく、感謝しています。
本を書こうとした目的は二つありました。
一つ目は、パリで師事出来たハーピスト、リリー・ラスキーヌとのふれ合い。
日本人では、私が一番多くの「思いで」を持っているのではないかと思います。
これを伝えるのが、私の義務だと思ったからです。
二つ目は、母親が、若き日に4年余り過ごしたパリで、どんな人生を通過してきたかを、息子に「形見」として知ってほしいと願ったからです。
内容と大方の形が決まった後は、実現するために出版社に依頼する必要があります。複数の出版社から案内書を送っていただきました。
ある社からは何度も電話での勧誘もありました。
私にとって、本を出版するのは道もないジャングルの中に踏み込んで、目的地を目指すようなものでした。
その中でお手軽出版ドットコムからいただいた案内書は資料が多く、私には方向指示器コンパスのように思われました。
お手軽出版ドットコムに電話をしました。
電話の対応というのは、時として、微妙な感覚を察知できることがあるからです。
「安田さん」が対応してくださり、私の不安を消してくださいました。
数回、電話で質問をしましたが、彼女はいつも変わらない調子で、私の質問に答えて下さいました。お手軽出版ドットコムにしようと私は決めました。
伊藤さんが私の担当になられた後も、メールでの行き来は数多く、迅速でした。
分からない事だらけの私に、彼女は細やかな対応をしてくださいました。
完成に向かう作業は、数多くありましたが、問題はいつも速やかに解決され、心配ごとはほとんどありませんでした。
デザイナーの方も、私の細かな希望を叶えてくださり、絵柄の数ミリの修正等を始め、何個所も私の願いに応じてくださいました。
製作経費にも安心がありました。
その結果がこの素敵な本です。
この本は、私より長生きをすることでしょう。
伊藤さんはじめ、関わってくださった全スタッフの方々に、心からのお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
書籍体裁 | ハードカバー 四六判 |
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本文仕様 | モノクロ 136ページ |
装丁デザイン | デザイナーが制作(オリジナル装丁についてはこちら) |