神奈川県そば組合の広報紙に掲載された日記を一冊の本にしたいと漠然と考えていたのですが、どの出版社も料金がお高いので、夢のまた夢だと諦めていました。
そんな時に御社の広告をネットで見つけ、自動見積もりをさせていただくと、文庫本なら自分のトラノコでも手が届きそう!とすぐさま資料請求をしました。
資料が届いた途端、仕事、介護と身辺が慌ただしくなり、なかなか原稿まで手が届かない日々が3年も続き、何度も挫けて出版断念をしそうになりましたが、ようやく時間に余裕ができ、出版に向けて稼働しました。
自宅に居ながらにして、原稿が作れるし、構成もしていただけるので、出不精の私にとっては願ってもない創作環境でした。
でも、数十回に及ぶ校正のやり取りに、担当者様はさぞ辟易したと思います。長々とお手を煩わせてしまい、申し訳ございませんでした。
でも、納得できる本になりました。
入稿直前に、「文庫本ではなく単行本に」「年寄りの読者が多いから、字のサイズを大きく」などと組合の大御所から横槍が入って、対応に困った私は担当者様に「今更、本のスタイルを変更することは可能か」と恐る恐る訊ねると、いかようにもなるという心強いお言葉をいただきました。
でも、一生に一度出せるかどうかの自分の本ですから、「後悔のない自分の納得できる本を作りたい」と大御所様を説得して、当初自分で思った通りのスタイルを押し通しました。
梱包の箱を開けると、想像以上に素敵な装丁の本が現れて、とても感激しました。
駄文の集まりである私の本が、こんなに立派な本になるとは夢のようです。
口さがない大御所様たちからもセンスのいい装丁で読みたくなる本だと絶賛されました。
担当者様にはいろいろとお手間をおかけして、お世話になって、感謝しかありません。
どうもありがとうございました。
書籍体裁 | ソフトカバー 文庫判 |
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本文仕様 | モノクロ 348ページ |
装丁デザイン | 既製型904番(既製の装丁一覧はこちら) |