2手帳製本(180°まで開く製本)

cノドまで開いて、手を添えないでも開いたまま

「手帳製本」で製本すると、180°まで本が開いて、手を添えなくても開いたままの状態を維持できます。

通常の並製本(ソフトカバー)の製本方法では、背を糊で固め、表紙を貼り付けるため、本を開いたときの中側(ノド)はあまり開きません。
手帳製本では、糸かがりで製本した上で、背表紙を柔らかく加工することで、真っ平になるまで開いて、机の上においても開いたままの状態を保ちます。

開きの良さで比較すると、PUR製本など、他の開きの良い製本方式と比較しても圧倒的に、ノドまで開きます。

d手帳製本の特徴

手帳製本の特徴をまとめると、次の通りです。

  • 本のノド(綴じる部分)までしっかりと開く
  • 真っ平らになるまで開く事ができる
  • 手を離しても開いたままの状態を維持できる

dおすすめの本の種類

手帳製本はこのような本に特におすすめです。

  • 参考書やレシピ本、楽譜など、開いたままで使うことが多い本
  • 手帳や問題集など、文字を書き込む必要のある本
  • 写真集や画集など、見開き印刷のある本

d注意点

  • 書籍本体の背表紙には印刷ができません。書店流通をご希望の場合や、背表紙にタイトルなどを入れたい場合はカバーをつける必要があります。
  • 耐久年数が若干落ちるため、長期保存をしたい書籍には向きません。
  • ハードカバーやオンデマンド印刷の本には対応しておりません。
  • 紙の種類やページ数などによっては対応できないことがございます。

手帳製本をご希望の場合は、事前に本の仕様をご相談ください。

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