スマートフォンやデジタルカメラなどを使って自分で撮った写真を、装丁(カバーや表紙)に使う事も可能です。
多くの書籍は縦長なので、縦長の写真を使うとよいでしょう。
デジタル写真を印刷に使用する場合は、画像のサイズにもご注意ください。
「画像のおはなし」でもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。 >>画像のおはなしへ
デジカメの撮影時の設定により、表紙として使えるかどうかが変わります。
画像のデータサイズ(ピクセル数)によって、それぞれ使用可能なサイズが変わってきますので、以下の表を参考にしてください。
表紙部分のサイズを印刷に最適な画素数に換算した表
横長の写真を使う場合は、写真全体が見えるように配置すると、下のA・B・C のようなイメージとなります。
横長の写真を表表紙の全体に使いたい場合は、表紙の大きさの枠で写真をカットするD・E のようなイメージとなります。
写真全体が見えるように配置する場合より写真を大きく使うので、元の写真のサイズ(画像解像度)が小さいと、ぼけたり、画像にギザギザとした物が目立ち、見栄えの低下に繋がる場合があります。
写真のごく一部を使いたい場合は、より大きなサイズ(画像解像度)の写真が必要となります。
また、使いたい部分にピントが合っていない写真の場合は、見た目の印象がぼやけてしまう恐れがあります。
書籍のサイズに合わせて元の画像を拡大・縮小したいというご希望をいただきますが、写真に写っている被写体の縦横比率も変わってしまいます。
見栄えがよくないので、おすすめしておりません。
横長の写真を、表表紙~裏表紙を覆うようなデザインとして使いたい場合、縦型の写真を表表紙のみに使う場合より2倍程度大きいサイズの写真が必要です。
本のサイズが大きい場合などは、かなり解像度の高い写真が必要になりますので、撮影時から印刷サイズを想定した機器や設定で撮影していただくことがおすすめです。